DO MY BEST
〜昨日の自分を超えるために〜
綾部商工会議所青年部
平成25年度会長 四方裕士

 綾部商工会議所青年部 第33代会長に就任いたしました四方裕士です。32年という長い年月をかけ、多くの先輩方が築いてこられた歴史ある青年部の会長の職を務めさせて頂くにあたり、大変光栄でありますとともに、その任の重みで身が引き締まる思いです。

さて、昨今の経済状況を振り返ってみますと、依然長引く景気低迷と深刻なデフレ、歴史的な円高による国際競争力の低下など、日本経済を取り巻く環境は厳しさを増すばかりでした。2013年は政権が交代し、円高是正や成長戦略の実践などで経済の再生が期待されてはいるものの、私達中小企業にとってはまだまだ先行きの不透明感を拭う事ができない状況にあります。

このような中を生き抜き勝ち残って行くには、私達一人一人が次代を担う自立した青年経済人となり日々成長し続けることが必要だと思います。日常の業務をこなす中で、時には自分の実力以上の壁が現れることもあります。そのような時に怯む事なく最大限の力でその壁を乗り越えようとする気概を常に持つ事、そして昨日より今日、今日より明日と確実に前進していこうという心構えを持つ事で過去の自分を乗り越え、それがやがて実力となり真の青年経済人となり得える力を持つ事ができるのではないでしょうか。その力を養うための場がまさに青年部活動そのものなのだと私は確信しています。

そのような想いから今年度のスローガンは『DO MY BEST 〜昨日の自分を超えるために〜』と掲げさせて頂きました。青年部活動の中では様々な事業が企画されます。それらに積極的に参加することはもちろん、事業を運営していく過程で個々の会員がさまざまな役割を全力で担い、そこで学んだことをまた次の事業に活かす、その一歩一歩の歩みこそが成長へと繋がります。また、青年部に在籍していると、一般会員から理事へ、理事からまた次の役職へとステップアップしていきます。私自身がそうであったように、初めて理事に任命され、事業を実行する時、そして今まさに会長として青年部のリーダーを任された時にはその役務をプレッシャーにも感じました。しかし怯むことなく、まずは全力で自分にできることをやってみる。そして昨日まではしなかった、できなかったことに全力で取り組むことで、昨日の自分を超えることができるのだと思います。

今年度は、青年部会員相互が切磋琢磨し成長できる研修事業、交流事業を行って参ります。そして理事の人数を昨年度よりさらに増やし、できるだけ多くの会員に各事業の運営に直接関わっていただくことで会員の自己研鑚に繋げて参ります。

また、平成26年度には日本YEG(商工会議所青年部)全国大会京都大会が開催されます。私達綾部YEGも京都府商工会議所青年部連合会の一員として参加協力が必要となります。しかし、全国大会は非常に規模の大きな大会です。それ故に私達が担う役割も責任も重要なものとなります。今年度のスローガンに掲げておりますように、自分達ができることにベストを尽くし、やり遂げることで過去の自分達を乗り越え、その先には確かな成長がある事を信じ、全国大会に全会員一丸となって関わって行く一年にして参ります。

最後になりましたが、私自身、昨日の自分を超え、日々成長し続けられるよう、全力を持って会長職を務めて参ります。そして、私達青年部が商工会議所活動の一翼を担っている事を自覚してこの地域の活性化の一助となれるよう邁進していく所存でございます。皆様のご支援、ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。 

 


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